組織・人事を考える際、重要なのは、いかに、人材を活用できるかどうか、である。

会社はヒトから構成されているため、人材がいかに力を発揮できるかどうかは、最大の経営課題のひとつである。

ダニエル・ピンクのモチベーション3.0をもとに、人の活用を考えてみよう。

●モチベーション1.0
人間の最初の欲求。まずは、生存すること。

●モチベーション2.0
外的な報酬と罰(アメとムチ)で人材をコントロールする。成果主義とも言える。
報酬には依存性があり、報酬がなくなれば何もしなくなる。報酬に集中する余り、短絡的にものを捉え、思考の幅が狭くなる。
規則的なルーチンワークでは、効果を発揮するが、創造性を求められる仕事には向かない。

●モチベーション3.0
人間はタイプIとタイプXに分類される。
・タイプX:モチベーション2.0の行動をする。外的欲求によりエネルギーを得る。
・タイプI:新しい時代の組織、思考、実行に対応できる。外部からの欲求ではなく、内部からの欲求をエネルギー源とする。活動そのものから生じる満足感と結びついている。

本来、人間はタイプI。しかし、マネジメントで押さえ込むと、タイプXに変わってしまう。

タイプIの人材に変える3つのキーワード。

・自律性:社員が自律的に行動できるようにする。
・熟達:取り組んでいる問題と自分の能力の向上と直結させる。自主的な目標設定と、向上心を発揮できるようにする。
・目的:人間は本質的に人生の意義や目的を探す。会社では利益の最大化を目標にするが、これに目的の最大化を加える。これが、企業の活力を回復させる。

先行き不透明で混沌とした時代。人はみな、悩む。しかし、人生の目的探しを企業がサポートできるようになれば、人は生き生きと働き始める。
結果として企業の利益も増大していく。


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